第三弾全4種
















拍手は3種。今回もシークレットあり、スレナル絵です。

ですが五打目にお知らせがあるので読んでくれると嬉しいです。




例の如く反転でシークレットの事が書いてありました(笑)お知らせの内容も一応下記に入れておきます。

































【IF・仮面を外した彼等】







―――数日前、六人の子供達は闇を知った。

同じだと思っていた―――三人の仲間の真実、莫大なる闇。

だが、

それでも六人の子供達は、闇を受け入れた―――――。







そして、

今日はあれから初めてになる三班合同任務の日だ。













「「「「「「・・・・・・・・・・・・。」」」」」」

「おはようございます。清々しい朝ですね。」




仲良さそうに三人は集合場所に来た。―――カカシを引きずって。

むしろボロ雑巾に失礼なくらいボロボロのカカシに、子供達(+大人二人)は大いに顔を引きつらせた。

ナルトはカカシを文字通り投げ捨て、華やかな笑顔をふりまく。







「遅れて申し訳ありません。とある色ボケ上忍が遅刻した挙句何故か爆破してまして。」







・・・受け入れたとしても、慣れない。




あのドベのなるとが、あの馬鹿騒がしいナルトが―――輝かんばかりの眩しい笑顔と妙に様になる敬語。

笑顔は素敵なのにとっても眼を合わせたくないのは何故だろうか?

―――いや、それが本当の彼なのだ。慣れなければならない。

某色ボケ上忍だって自業自得だろう。自分たちも多大な迷惑を被っていたし、良い薬だ。







それよりも気になるのは――――、







「ぅ〜〜〜ん・・・。」

寝ぼけた唸り声が聞こえる、ナルトの背中から




「サス、起きてください。」




ナルトは背中におんぶしていたサスケを下ろしながら言った。

それをサスケは首を振りながら「まだ眠いの〜。」と欠伸交じりの甘えた声を出す。







お前は誰だ。







彼等の真実を知って、ナルトの腹の中のことよりも驚いたのは―――彼、サスケのギャップだ。

クールな一匹狼だと思っていた彼はとんでもないお子ちゃまボーイだった

・・・まあ、だがそんなサスケを見て可愛いと想う。

今までのサスケ像が木っ端微塵も残らず盛大な音を立てて崩れ去ったが、今のサスケは今までのサスケと比べ接しやすい。

―――慣れる慣れないは別として!




「どーしたのサス、いつにも増して眠そうよ?」

「ぅ〜・・・、」




心配そうにサクラが問いかけると、サスケは欠伸を咬み殺し、

涙が溜まってしまっている寝ぼけた眼を擦りながら答えた。







「昨夜の任務で雑魚の癖に粋がっちゃった身の程知らずなおじさん達がいたから、思わず嬲っちゃって・・・。







前言撤回。

『ゲームが面白くて徹夜しちゃって・・・。』みたいなノリで何物騒なこと言ってんのこの子ーーーーー!!?




彼等が暗部であることは重々承知、何より忍者たるもの人殺しなんて日常茶飯事だ。

だが、寝ぼけながら言うことじゃない!ナルトも「ちゃんと最後は殺しましたか?」とか聞くな!!

「勿論、途中で飽きちゃって。」とか答えるなーーーッ!!!







「あら、駄目じゃないサス!」







!!!




子供達(+大人二人)は思わず声のした方、サクラを凝視した。

・・・そうだ。唯一あまり変わらなかった彼女、サクラ。

ただナルトをそんなに嫌ってなくて、

むしろサスケと同じくらいに大好きで大切な存在と想っている―――という事以外変わりないサクラ。




―――子供達(+大人二人)にはサクラが女神に見えた。










「嬲るんだったら私の作った毒薬試すのに使ってよ!モルモット(実験体)が不足してるのに!!」










ブルータス、お前もか!!!







ありえないバレ後ネタ。だってバレる前に里抜けするもん彼等は。サスとサクは天然、ナルトのみ確信犯。



































【最強毒爆娘サクラ】







「こ、これは・・・!

 何処までも無駄の無いかつ効率的かつ美しい・・・うんッ!!」

「相手に地獄の苦しみを味あわせ、

 さらに絶望を覚えさせた後に希望を与え更なる絶望へと突き堕とすッッ!!!」




「「究極の芸術だ!!!」」




「私に付いてらっしゃい!」

「「姐御〜ッ!!!」」







「・・・・・・・ねぇナル、サクが新たなる世界に踏み出そうとしてるんだけど。」

言うな。・・・いや、言わないで下さいサス。そして諦めましょう。」







芸術コンビと仲が良い。・・・・・暁の扱いこんなのばっかでごめんなさい!!!!!OTL



































【蛇対策会議】







彼等は一つの報告書を片手に、机を囲んでいた。

重々しい雰囲気が流れる。―――報告書を捲る僅かな音だけが、その場に響いた。

静寂。

それを破ったのは、ナルトだった。




「―――・・・報告書の通り、今現在木ノ葉は大蛇丸に狙われています。」




大蛇丸―――伝説の三忍の一人、たった一人で一国を落とす力を持つ邪神。

狙った獲物は逃がさない、蛇のような強欲。




「狙われているのはサス、貴方です。」




サスケは自分を真っ直ぐと射抜くその瞳を見た。

その様子を、サクラはただ静かに見守る。

ナルトは手に持った報告書を机の上に置き、改めて二人を見た。




「今、木ノ葉には大蛇丸を打ち倒す力はありません。

 しかし、我々は極力表には出ないよう行動します。下手に刺激するのは得策ではありません。

 そこで―――サス、」

「はい。」







「貴方には危険な役目をしてもらいます。」







その言葉は彼等にとって、どれだけ大きなものなのか。

互いのみ、たった三人だけの世界。

大切なものの為、大切な者を危険に晒す。




「中忍試験中は傷ついたフリをし、それでも盲目的に力を追い求める復讐者の演技を続けてください。

 必ず大蛇丸はその心の隙をつき、サスを手に入れようと動きます。

 サスは最初はそれに贖い、だが徐々に力を求めるあまり堕ちていく。・・・という設定で動いてください。

 そして試験後―――里を抜けたフリをして大蛇丸、音隠れの里に潜入してください。」




冷たいナルトの蒼い瞳。

瞳に隠れた、願いを叶えようとする一途な想い。

やがてサスケは、ゆっくりと肯定の意を示した。

その様子に、ナルトは―――――最上級の笑みを零した。







「そして音忍達を裏から操作して大蛇丸が無駄にコツコツと蓄えた財産、禁書、そして音の土地を丸々乗っ取ってください

 あんな変態が持っていたって宝の持ち腐れです。

 むしろ音の里全て掻っ攫っちゃってください。我々も協力を惜しみません。」



「全部が終ったら、私達も木ノ葉の財産や禁書を奪って里抜けするから、そこで三人で暮らしましょ。」



「とうとう大帝国への第一歩だね!僕変態オカマ蛇野郎間違って殺ろさないように頑張るね!!!」
















「・・・・・・・・・・・・・・そういう話はわしのいないところでやってくれんかのぉ?」




木ノ葉の全権を現在進行形で奪われている老人は、子供たちの話を冗談と信じて涙を飲んだ。







シリアス期待した方(いるのか?)ゴメンナサイ。彼等本気です。いつでも我が道を行く。



































※お知らせ※

現在、【擦七班爆裂有害三人衆】設定でやってほしい原作シーンを大募集!!!

正直言うとネタ切れ気味で・・・こんな駄目サイトに足を運んでくださっている方々へのささやかなお礼です!




全部叶えるのは難しいでしょうけど・・・が、頑張りますのでリクお願いします!無期限ですよ!!!



































十回連打した時のみ現れるシークレットでした。

お礼のスレナル絵です。

うまく表示が出来なかったので拍手掲載時には別室リンクにしていました。






暗部服の初書きです。色々と眼をつぶって下さい。お持ち帰り禁止!!!

































ご愁傷様でした。